SQLデータベース入門:SELECT文の基本

データ分析の第一歩として、SQLのSELECT文をマスターしましょう。

SQLとSELECT文の基本概念

SQL(Structured Query Language)は、データベースと対話するための標準言語です。データの検索、挿入、更新、削除など、さまざまな操作を行うことができます。

SELECT文は、SQLの中でも最も基本的かつ重要な文です。データベースからデータを取得するために使用され、特定の列や条件に基づいてデータを抽出することができます。

簡単なSELECT文の書き方

基本的なSELECT文の書き方は非常にシンプルです。以下の形式で記述します。

``` SELECT 列名 FROM テーブル名; ```

例えば、社員テーブルから全てのデータを取得する場合は次のようになります。

``` SELECT * FROM 社員; ```

条件付き検索とWHERE句の活用

データをフィルタリングするために、WHERE句を使用します。これにより、特定の条件に一致するデータだけを取得することができます。

例えば、年齢が30歳以上の社員を検索する場合のクエリは次のようになります。

``` SELECT * FROM 社員 WHERE 年齢 >= 30; ```

データの並び替えとORDER BY句

データを特定の順序で表示したい場合、ORDER BY句を使用します。昇順(ASC)または降順(DESC)で並び替えることができます。

例えば、社員の名前をアルファベット順に並べる場合のクエリは次のようになります。

``` SELECT * FROM 社員 ORDER BY 名前 ASC; ```

集計関数とGROUP BY句の使い方

集計関数(SUM、AVG、COUNT、MAX、MINなど)は、データの集計や統計情報を取得するために使用します。GROUP BY句と組み合わせることで、特定のグループごとに集計を行うことができます。

 

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