【DX】身近なDXソリューション

作成者: ogwyk|2020/08/28 8:19:24

2018年に、経済産業省からDX推進ガイドラインが発表されてから2年が経ちました。

実際に私たちの生活の中ではどのように役立っているのでしょうか?

今回は身近なDXソリューションの事例を紹介しようと思います。

1、DXとは

2、身近なDXソリューション事例

  事例1:飲食店でのAI活用

  事例2:AI清掃ロボット

  事例3:自分の肌に合わせた化粧品を提案してくれるアプリ

  事例4:IoTで薬の服用者の悩みを解決

  事例5:「顔パス」決済

  事例6:ペット向けヘルスケア

3、まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

1、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。それによって企業として安定した収益を得られるような仕組みを作ること」

経済産業省「DX推進ガイドラインより」

参考URL:https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf

 

 

 

 

2、身近なDXソリューション事例

 

 

 

事例1:飲食店でのAI活用《自動皿会計システム》

飲食店でもAIの活用が進んでいます。

いまの回転寿司店で自動受付・案内システムやセルフレジだけではなく、「画像認識による自動皿会計システム」が使われていることが注目されているそうです。

レーン上に設置されたカメラを用いた画像認識技術によって、皿をカウントする自動皿会計システムが導入されています。自動皿会計システムの導入は、従来の課題であった会計の待ち時間短縮や、皿の数え間違いによるトラブル減少が狙いとしてあります。

 

 

 

 

事例2:AI清掃ロボット

AI清掃ロボットは、清掃したいルートを事前に設定しておけば、2回目以降はボタン1つで記憶したルートを自動で清掃します。自動で障害物を検知して回避するなど、複数のセンサーを使い走行ルート上の障害物や段差、人の動きを検知し、状況に応じた回避や一時停止を行います。

清掃業界では採用難や高年齢化により、厳しい人材不足という課題に直面しています。自動で清掃をしてくれるAI清掃ロボットを導入することで、人材不足を解消しています。

 

 

 

事例3:自分の肌に合わせた化粧品を提案してくれるアプリ

このアプリはIoTスキンケアシステムです。ユーザーの肌データに基づいて、美容液、化粧水などを個々人に合わせて提案してくれます。使い方は、スマホの専用アプリでその日の肌状態を測定しデータの分析結果をもとに必要なケアを自動で決定し、専用のマシンが適した肌ケア方法を抽出してくれます。

対面販売では、美容部員がお客様に合ったスキンケアやメイクを提案してくれますが、デジタル技術を活用してそれを再現しています。

 

 

 

 

事例4:IoTで薬の服用者の悩みを解決
 

薬の飲み忘れを防ぐIoTサービス。このIoT容器は、決められた時間になるとLEDが自動で点滅し、患者さんに服薬時間を通知します。さらに、錠剤を飲んだことを容器が検知し、そのデータをスマホやタブレットへ送信。本人だけでなく、家族に服薬状況を共有したり、薬剤師の服薬指導にも活用したりできます。

 

 

 

事例5:「顔パス」決済

事前にアカウントを取得し、店訪問時にアプリを起動させ、チェックインすることで、店舗側のタブレットにアプリ利用者の顔写真と名前が通知される仕組み。商品購入時には、店舗タブレットで商品代金を入力、顧客が支払い確認ボタンを押すと決済が行われます。財布もクレジットカードも不要な、まさに「顔パス」決済です。

 

 

 

事例6:ペット向けヘルスケア

ペット用品にもIoT技術が導入されています。ペットが餌を食べたり、水を飲んだり、トイレに行ったことを外出先でもスマホに通知。ペットの行動をクラウドに蓄積し、アプリで履歴を確認できるので、ペットのヘルスケアが劇的に変わります。
クラウド上に集めた膨大なペットの行動履歴を、獣医さんとシェア。将来的にはAIによる解析で、病気の原因解明や予防法、治療法にも役立てられていくでしょう。近い未来、AI解析を活用してロボットが診断・治療する世界も夢ではありません。

 

 

 

3、まとめ

一部となりますが身の回りにもDXソリューションはすでに浸透し始めていたのですね。事例を見てわかるように、DXとは単なるデジタル化ではなくデジタル化の先になにかしらの価値があることだと思います。

DXを進めていくにはまずは知ることが大切だと思います。少しでも参考になればと思います。