【DX】身近なDXソリューション(企業URLあり)

2020/09/01 15:02:02 / by ogwyk

2018年に、経済産業省からDX推進ガイドラインが発表されてから2年が経ちました。

実際に私たちの生活の中ではどのように役立っているのでしょうか?

今回は身近なDXソリューションの事例を紹介しようと思います。

1、DXとは

2、身近なDXソリューション事例

  事例1:スシローでのAI活用「自動皿会計システム」

  事例2:AI清掃ロボット「Whiz i」

  事例3:【資生堂】自分の肌に合わせた化粧品を提案してくれるアプリを開発

  事例4:【大塚製薬】IoTで薬の服用者の悩みを解決

  事例5:PLEN Cubeの「顔パス」決済

  事例6:ペット向けヘルスケア

3、まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

1、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。それによって企業として安定した収益を得られるような仕組みを作ること」

経済産業省「DX推進ガイドラインより」

参考URL:https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf

 

 

 

 

2、身近なDXソリューション事例

 

 

 

事例1:スシローでのAI活用《自動皿会計システム》

飲食店でもAIの活用が進んでいます。

いまの回転寿司店で自動受付・案内システムやセルフレジだけではなく、「画像認識による自動皿会計システム」が使われていることが注目されているそうです。

レーン上に設置されたカメラを用いた画像認識技術によって、皿をカウントする自動皿会計システムが導入されています。自動皿会計システムの導入は、従来の課題であった会計の待ち時間短縮や、皿の数え間違いによるトラブル減少が狙いとしてあります。

参考サイト:東洋経済オンライン

 

 

 

 

事例2:AI清掃ロボット「Whiz i

AI清掃ロボットは、清掃したいルートを事前に設定しておけば、2回目以降はボタン1つで記憶したルートを自動で清掃します。自動で障害物を検知して回避するなど、複数のセンサーを使い走行ルート上の障害物や段差、人の動きを検知し、状況に応じた回避や一時停止を行います。

清掃業界では採用難や高年齢化により、厳しい人材不足という課題に直面しています。自動で清掃をしてくれるAI清掃ロボットを導入することで、人材不足を解消しています。

参考サイト:AI清掃ロボットWhiz i 

      ロボスタ

 

 

 

事例3:【資生堂】自分の肌に合わせた化粧品を提案してくれるアプリを開発

資生堂が提供するオプチューンはIoTスキンケアシステムです。ユーザーの肌データに基づいて、美容液、化粧水などを個々人に合わせて提案してくれます。使い方は、スマホの専用アプリでその日の肌状態を測定しデータの分析結果をもとに必要なケアを自動で決定し、専用のマシンが適した肌ケア方法を抽出してくれます。

対面販売では、美容部員がお客様に合ったスキンケアやメイクを提案してくれますが、デジタル技術を活用してそれを再現しています。

 

参考サイト:資生堂「オプチューン」 ※現在サービス終了

 

 

 

事例4:【大塚製薬】IoTで薬の服用者の悩みを解決
 

大塚製薬はNECと協働し、薬の飲み忘れを防ぐIoTサービスの開発をおこなっています。このIoT容器は、決められた時間になるとLEDが自動で点滅し、患者さんに服薬時間を通知します。さらに、錠剤を飲んだことを容器が検知し、そのデータをスマホやタブレットへ送信。本人だけでなく、家族に服薬状況を共有したり、薬剤師の服薬指導にも活用したりできます。

 

参考サイト:NEC

 

 

 

 

事例5:PLEN Cubeの「顔パス」決済

「PLEN Cube」はカメラやマイク、スピーカー、サーボ機構等を搭載した、一辺7.4cmの立方体小型ロボット。「ビジネス版」は導入企業のシステムに応じて、顔認証によるドアの開閉を伴う入退館管理や飲食店舗のメニュー紹介及び注文受付など、定型業務の自動化をサポートします。なお、「PLEN Cube」の顔認識の精度については、誤認識率は1億分の1だそうです。

PLEN Cubeを世の中に投入する理由としては人手不足問題の解決、サービス業界の自動化の遅れ、顔をパスコードとして未来の実現。
同社は、顔認証によるキャッシュレス決済、サブスクリプションサービス、医療機関における問診、自動入退館システム、自動ドア制御など、飲食・宿泊・サービス施設の業務効率化に向けた数々の実証実験を行っています。PLEN Cubeは、接客業務において約80%を占める定型業務を「顔パス」に置き換え、サービス業の自動化、効率化に活躍するAIサービスのインターフェイスとなることを目指すとのことです。

参考サイト:PLENRobotics /ロボスタ

       

 

 

 

 

事例6:ペット向けヘルスケア

ペット用品にもIoT技術が導入されています。ペットが餌を食べたり、水を飲んだり、トイレに行ったことを外出先でもスマホに通知。ペットの行動をクラウドに蓄積し、アプリで履歴を確認できるので、ペットのヘルスケアが劇的に変わります。
クラウド上に集めた膨大なペットの行動履歴を、獣医さんとシェア。将来的にはAIによる解析で、病気の原因解明や予防法、治療法にも役立てられていくでしょう。近い未来、AI解析を活用してロボットが診断・治療する世界も夢ではありません。

 

参考サイト:Aplix

 

 

 

3、まとめ

一部となりますが身の回りにもDXソリューションはすでに浸透し始めていたのですね。事例を見てわかるように、DXとは単なるデジタル化ではなくデジタル化の先になにかしらの価値があることだと思います。

DXを進めていくにはまずは知ることが大切だと思います。少しでも参考になればと思います。

 

ogwyk

Written by ogwyk